JA2FJGのハム人生の大半を占めたマイクロウェーブのあゆみ

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microwave

58年にわたるJA2FJGのアマチュア無線人生で、一番熱中し大半を過ごしたマイクロウェーブについて述べます。

ただし体力、視力の衰えで前回の局免更新時に2.4~47GHzは返却しました。

実際マイクロウェーブの運用をやらなくなって随分日が経っておりますので、記憶のあやふやなところもあるかもしれません。


マイクロウェーブにのめり込んでいったのは、一にも二にもへそ曲がりな性格からです。

人と同じ事はあまりやりたくない、メーカー製の無線機はできるだけ使いたくないとの思いからマイクロウェーブへとハマって行きました。


一番最初はマイクロウェーブには該当しませんが、衛星通信を始めたくて当時まだ430MHz帯のオールモード機は発売になっておりませんでしたので、430MHz帯のトランスバーターを作った事からです。

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1990年代には製作はほぼマイクロウェーブ オンリー

1.2GHz

1.2Ghzは80年代からアイコムからIC-120、ケンウッドからTR-50、ヤエスからFT-2303等が相次いで発売されましたので、
製作は終了。

当初はレトララインやマジックインキ等を使った極めて幼稚なものです。

レタリングテープ
レタリングテープの内容
1.2GHzパワーアンプ

今からするとヒドイ出来です。

局発部パターン

この頃からフォトエッチングにも挑戦。

IC-120、TR-50は購入しました。

IC-120は現在も時々使用しています。

IC-120

2.4GHz

2.4Ghz帯はアップバーターはいろいろ作りましたが、

モービルハムにJE1AAH高見沢OMのIC-120を2.4Ghzトランシーバーに改造する記事に触発されトランシーバーの作成を目論みましたが、周波数の制御、表示でつまづきあえなくギブアッフ゜。

92年にハムフェアでTM-2400の発表があり、早速予約をいれましたが、地方のせいか発送が遅れシリアルナンバーは2ケタぎりぎりの90番台。

TM-2400

現存しておりますが、免許を返納したので、現在はレピーターにもアクセスできません。

JE1AAH高見沢OMにはモービルハムに掲載された、IC-120を2.4Ghzトランシーバーに改造の記事以来、

ハムジャーナルに掲載の5.7Ghz,10Ghzデュアルトランスバーター、24Ghzトランスバーター等参考にさせて頂きました。

また高見沢OMには半導体等の入手で無理をお願いしました。

同氏開発のマイクロウェーブ関係のソフトも長いあいだ使わせていただきました。

5.7GHz以上になると無手勝流ではむつかしくなってきます

5.7GHz以上になってきますとさすがにテスターと、簡易の検出器だけではむつかしくなってきます。

ヤフオク等での測定器さがしで、HPのパワー計432A、竹田理研のマイクロウェーブカウンターTR5211B、同じ竹田理研のスペアナTR4133A等を入手して、調整、測定が格段に進歩しました。

5.7GHzともなるとさすがに手書きの基板制作は困難で、フォトエッチングに移行していきました。

基板材料も2.4GHzまでのガラエポから松下電工のPPO基板に代わります。

もちろんテフロン基板も良いのですが、PPO基板の方が加工性に優れております。

感光剤はサンハヤトに材料持ち込みで感光剤を塗布してもらいました。



ケースはアルミのくり抜きが理想ですが、価格的にとても折り合えませなのでもっぱら市販のアルミチャンネルを使用しておりました。

5.7Ghzのトランスバーターはたくさん(10タイプくらい)作りました。

特に小型のハンディタイプをはじめ何種類か製作しました。

5.7GHz-TRVパターン-1

安価なGAL-1を多用しております。

5.7GHz-TRVパターン-2

上がトランスバーターで下は局発の2逓倍部です。

57GHz TRV

これは近所のOMさんにアルミ材をくり抜いてもらいました。

5.7GHzTRVタイプ2

別タイプの自作のアルミケースに収めています。

真ん中に見える2ミリのビスでアルミ板を固定し2段構造になっております。

できればケーブルをなんとかしたかった。

下段(裏側)に局発部が収納されており、ドレークの基板を改造したものと上に記した局発2逓倍部がおさまっております。

自作のアルミケース

ここちらは自作のアルミケースです。

西新潟クラブ(JH0YQP)には5.7Ghzのトランスバーターの記事を投稿しました。

西新潟クラブ(JH0YQP)に投稿した5.7Ghzのトランスバーター

10GHzもいろいろ作りましたが落ち着いた先は ?

10GHzも試行錯誤しながら各種のトランスバーターを作りました。

JE1AAH高見沢氏がハムジャーナルに発表された5.7GHZ,10GHzのトランスバーター、JA1EPK故大日方さんがハムジャーナルに発表された金メッキの基板を使用したモノ、JA2のOMさんがCQ誌 ?に発表されたNECのBS用ミキサーモジュールを使用したもの、その他。



NECのBS用ミキサーモジュールは大変FBでしたが、今では入手が困難でとても手にする事はむつかしそうです。

結果最終的に現用機はJA1EPK故大日方さんがハムジャーナルに発表され、お手数をかけ下記のAMPと共に送って頂いたモノに落ち着きました。

やはり金メッキの基板の出来がすばらしく、簡単に出来かつ安定しておりました。

本体は金メッキとスルーホールの素晴らしい出来栄えで、自作ではとても真似はできません。

自作基板の難点はスルーホールにありそうです。

回路的にはダイオードでミックスした後三菱のMGF1402で増幅しております。

この基板のみでの出力は僅かですが、後述のAMPを十分押せます。

10GHz基板
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

局発は当時よく出回ったドレークのコンバーターの局発部を改造して使用おります。

クリスタルをシンプレックスとレピーターで切り替えて、レピーターの送信時に最終的に70MHzシフトするようになっております。

現状を考えれば10GHzのレピーターは実用的ではありません。

当時個人で10GHzのレピーターを設置していたJA2GUJ柴田OMの近くまで出かけて調整を行っておりました。

自作したアルミのチャンネルを使用したケースの出来栄えはイマイチです。

2段構造で裏側に2逓倍部があります。

10GHzTRV局発部
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

パワーアンプはやはりJA1EPK故大日方さんから譲り受けた、アメリカの移動用無線機の一部で、三菱のFETが使用されていたモノを少し改造して使用しております。

実測で0.8Wくらいの出力です。

終段の保護を兼ねてバンドパスフィルタを付けております。

10GHzTRV-AMP
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

収納したケースは少し大きすぎますが、大は小を兼ねるでプリアンプ等の追加も考慮したし他に適当なのが見つかりませんでした。

前面のレイアウトはパワースィッチとシンプレックスとレピーターの切り替え用スイッチとメーターとLEDのみです。

メーターは将来的にはパワーを表示させる予定ですが、現状では電源電圧の表示になっておりまして、移動時のバッテリーの電圧の監視に使っております。

10GHzTRV

24,47GHzにつきましては別記事としてまた述べます。

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