「メルカリ」の独自ルールについていけなくて当店は撤退

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当店が「メルカリ」から撤退したのはずいぶん昔の事なので、改善された点現在ではない事等誤った認識があるかもしれませんので、その点を了解いただいたうえでよろしければご覧ください。

「メルカリ」と「出品者」のいたちごっこ

宿題の代用や読書感想文の出品などでこのところマスコミを賑わせております「メルカリ」
過去にもメルカリをめぐっては、現金の出品が「マネーロンダリングにつながる恐れがある」として22日に禁止になると直ぐに1万9500円チャージされたSuicaが、2万2800円といった価格で出品されました。

Suicaのチャージ金額はそのまま買い物に使えるますが、手数料220円を払えば、払い戻しをして現金に換えることもできます。
現金と違い「本当にチャージされているか」という問題もあるが、出品主によっては「希望額をチャージする」という出品もあったようだ。
こちらもメルカリによって即座に出品が削除された。

次に登場したのが、紙幣でできた「魚のオブジェ」
1万円札を折って、魚の形にしたもので、これもすぐに削除された。
さらにパチンコの特殊景品の登場である。

まさにあの手この手で「トリノの水」「離婚届」「宛名のない領収書」の出品も!
「福を招く絵馬(10万円キャッシュバックキャンペーン)」という商品が13万円で出品されていた。
驚いたのは「女性が妊娠しやすくなる『妊娠菌』がついている」と銘打った「妊娠米」が高額売買されているという話だ。
もちろん医学的根拠なし。

たしかに忙しくて役所に行く時間が取れない人がいるのかもしれないですし、「離婚届」のニーズがあるのかもしれませんが……。
「離婚届」をフリマアプリで売ってしまおうという発想がすごいですね。

メルカリで出品が禁止になっても次から次へと驚きの商品が出品される。
まさにいたちごっこである。
このところ「メルカリ」は盛んにCMを流して居るが、あんなに派手にCMを打たなくても露出度は十分すぎるほどです。

「メルカリ」の登場

メルカリは2013年7月にサービスを開始した比較的新しいサービスで、スマホに特化したところが、若者に受けています。
スマホでなくパソコンでもできますが!

当店も少しだけ出品した事があります。
同じ商品が大量に在庫があると販路は多い方が良いと思い出品しました。
結論から先に述べますと直ぐにヤメてしまいました。
理由は独特の「メルカリ」独自のルールについていく事ができなかったからです。

「メルカリ」と「ヤフオク」の違い

 一般のユーザーがネットで品物を売買できるCtoCサービスといえば、古くは「ヤフオク!」があります。
ヤフオク!とメルカリはどう違い、なぜ今メルカリが人気なのか?

両サービスのシステム上の大きな違いは、価格決定と成約までの仕組みです。
ヤフオク!は出品者が最低落札価格を指定し、設定された期限まで入札が行われ価格が上がっていくオークション型、一方でメルカリはフリーマーケット型で、出品者の設定した価格で買い手が付きしだい取引が成立します。

そのため、できるだけ高額での販売を狙った出品者や出品がヤフオク!には多く、メルカリは「お金になりそうなものをとにかく売りたい」という考えの出品者が多く見られます。

パソコン向けのWebサービス出身のヤフオク!に対し、メルカリは最初からスマートフォン向けに作られていて、出品から購入の操作や商品のやりとりまで、比較的手軽にできるようになっています。

「メルカリ」の特徴

メルカリは売り手と買い手の交渉も特徴
メルカリでは出品後、ただ買い手が現れるのを待つだけでなく、コメントによる交渉をすることになります。

例えば「値下げしてくれませんか?」「セットで安くなりませんか?」「(複数のセットで出品した商品の)一部だけ売ってくれませんか?」
さまざまなコメントが書き込まれ売りたい人と買いたい人の交渉が始まります。

一方でヤフオク!の場合、買いたい人は交渉をするのではなく、入札額を上げていくしかありません(質問などは可能です)。
そのため出品者が考えないといけないことは少なく、非常にシンプルです。

「メルカリ」独自のルール

即決勝負だからこそ始まったメルカリの「取り置き」
メルカリでは「○○様専用」と書かれた商品を見かけることがあります。これは俗に「取り置き」と呼ばれるもので、
決まった人とやりとりするためのものです。

商品を出品すると、買いたいけれどすぐに払えるお金がないという人から「取り置き」を依頼されることがあります。
これに応じる出品者は商品に「○○様専用」と書いて、ほかの人には売らないようにします。

買い手が付いたら即終了となるメルカリだからこそ、「買い手が現れる前にどうしても確保したい」という考えから取り置きの要求をするのでしょうが、設定した取り置きの期限に間に合わず延長を要求されたり、取り置きしたのに連絡がつかなくなったりして、面倒な思いをさせられることもあります。

商品を買う前に出品者のプロフィールを読むことを強制するルール。
プロフィールを読んでみると、いろんな注意事項のほか、さらなる独自ルールが書かれていることもしばしば。

商品を購入する前にコメントすることを強制するルール。
「購入されたのに相手から連絡がない」といったトラブルを避けるために、コメントを通してスムーズな取引が可能な相手か判断する。

商品ページの「いいね!」ボタンを押すことを禁じるルール。
アプリのお知らせ設定で「いいね!」をONにしておくと、スマホ画面に通知が表示されるのだが、
「通知がジャマ」「ヘンに期待したくない」といった理由から禁止するユーザーがいるようだ。
ちなみに、アプリの設定画面から通知のON/OFFを選択できる。

まとめ

当店が撤退したのはこのような「メルカリ」独自のルールについていく事ができなかったからです。
決して現金が出品できなくなったからではありません。
出品したくとも現金がありません(笑)
メルカリを上手に利用するための一番のポイントは、「郷に入れば郷に従え」です。



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