無線機の自作も修理も基本は半田付け | コテ 選びのコツ

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半田付け

無線機の自作も修理にも必要な半田付け

半田付けとは鉛とすずの合金であるはんだを用いて、熱を加えて金属同士を接合する事です。
金属の種類にも半田付けの容易な金、銀、銅から半田付けのしにくい鋼、ステンレスなどがあります。
鋼、ステンレスなどは専用のフラックスを使用して半田付けが可能です。
金属でもアルミやチタンは半田付けができません。

ハンダゴテの種類

こて先を加熱するヒーターの構造によって「セラミックヒータータイプ」と「ニクロム線ヒータータイプ」の2種類があり、昔は板金屋さんなどが使用していた炭火などで加熱するタイプのハンダゴテもありました。
「セラミックヒータータイプ」のハンダゴテはタングステンで作ったヒーターをセラミックで包んで、こて先を内側から加熱し、絶縁性に優れています。
「ニクロム線ヒータータイプ」のハンダゴテはこて先にニクロム線を巻いて外側から加熱します。
「ニクロム線ヒータータイプ」のハンダゴテは、安価なのと500Wクラスの大型まであるのが特徴です。

無線機の自作や修理に適したハンダゴテ

無線機の自作や修理には絶縁性に優れた「セラミックヒータータイプ」のハンダゴテが適しております。
トランスなどの大型部品には「ニクロム線ヒータータイプ」のハンダゴテが適しておりますが、調温型の「セラミックヒータータイプ」のハンダゴテでも可能です。
無線機の自作や修理にはケースやシャーシの加工等を除けば調温型の「セラミックヒータータイプ」のハンダゴテひとつで済ます事ができます。
使い易さとコスパから白光(HAKKO)のFX-600-02がおススメです。

白光(HAKKO)のFX-600-02

200~500℃まで調整可能で交換こて先が30種類以上もあります。
ダイヤル式の簡単温度設定
グリップに温度コントローラ内蔵。ダイヤルを回すだけで、簡単に温度設定ができます。
LEDで設定温度に達したことを知らせてくれ、点滅すると設定温度です。
またCAL ツマミで温度補正が可能です。
大分使っておりますので少し汚れがあります。

周辺機器と消耗品もお忘れなく

白光 HAKKO(ハッコー) クリーナー付コテ台 No.633−01 4962615009815


HAKKO(白光)ハッコー [FS402-01] 巻きはんだ(糸はんだ) FS40203


白光 ハッコーFS−200フラックス20ML 20ML FS200-01


HAKKO(白光)ハッコー [611-1] はんだリール台 6111 215-1529


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基板を傷めずすばやくパーツをはずせます。
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フィルターパイプのメンテナンス性が向上
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