大好評アイコムのIC-9700の 注目点は1200MHzの標準装備と抑えた価格

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アイコム IC-9700

多くの方が手にされ1200MHzにオンエア

SNS等では多くの方がIC-9700を入手され、続々と1200MHz帯にオンエアされている事はよろこばしいかぎりです。
1200MHz帯をオプションではなく標準装備にした効果が表れております。

待ちに待ったアイコムのIC-9700

品名 144MHz+430MHz+1200MHz<SSB/CW/RTTY/AM/FM/DV/DD>50Wトランシーバー(アマチュア無線用)
型名 IC-9700
希望小売価格 188,000円+税
年間販売予定台数 5,000台/年(国内外)

アイコムはは一昨年夏の「ハムフェア2017」でIC-9700のモックアップ展示と同時に開発が公表されました。
そして昨年の「ハムフェア2018」では試作機が展示され、係員による説明があり、多くのV/UHFファンに期待を抱かせました。

ケンウッドのTS-2000シリーズが生産終了となり、各社が1200MHz帯から撤退するなか1200MHz帯の標準装備は期待を持たせました。

ハンディ機のアルインコのトリプルバンド144/430/1200MHz FM 1〜5Wトランシーバー DJ-G7だけになった1200MHz帯に久々のオールモード機です。

IC-9700は、HFトランシーバーIC-7610/IC-7300で高い評価を得ているRFダイレクト・サンプリング方式(144/430MHz帯)、バンド内の状況を一目で把握できるリアルタイムスペクトラムスコープ、受信履歴を時系列で確認できるウォーターフォール表示をVHF/UHFアマチュア無線機として初めて採用しました。
さらに、1200MHz帯を標準装備しています。

タッチ操作に対応した4.3インチ大型TFTディスプレイ、異なるバンド/異なるモードでの2波同時受信、フルデュプレックス、サテライト専用モード、D-STAR®のDV(デジタルボイス)/DD(デジタルデータ)モード、近年話題のターミナルモード/アクセスポイントモードなど、多彩な機能を実装しています。

また、新設計のパワーアンプとクーリング構造により、長時間使用しても安定した運用が可能です。
操作系、ユーザーインターフェースは、IC-7300と同等のものを継承しているため、IC-9700とIC-7300を揃えることで、HFから1200MHz帯まで、ラインナップで運用することができます。革新的スペックと、V/UHF専用機ならではの洗練された操作性を備えたIC-9700。

DX、コンテスト、衛星/EME通信、1200MHz帯、D-STAR®など、V/UHFの世界を、広く、深く楽しむことができるVHF/UHFにこだわり抜いた業界唯一無二のオールモードトランシーバーです。

アイコムには1200MHzにおける数々の実績があります

国産品としてははじめてのマイコン制御のPLLを搭載したIC-120を1983年に発売
FMTVも可能なオールモード機IC-1271,1275
小型軽量のオールモード機IC-910,IC-911

IC-9700の主な特徴

HF機で熟成されたRFダイレクト・サンプリング方式を採用(144/430MHz帯)。
144/430MHz帯に加え1200MHz帯を標準装備。
AM、DV/DDを含むオールモードに対応。
V/UHF機初、高速リアルタイムスペクトラムスコープ&ウォーターフォール表示を実現。

タッチ操作に対応した4.3インチ大型TFTディスプレイを装備。
2波同時受信(異なるバンド/異なるモード)、フルデュプレックス運用に対応。
簡単操作を実現したサテライトモードを搭載。
D-STAR®のDV(デジタルボイス)とDD(デジタルデータ)モードに対応。

DVモードの2波同時受信に対応。
RS-MS3A/RS-MS3Wと同等のゲートウェイ機能を内蔵。アプリ不要で運用が可能。
高効率で安定した出⼒、省エネを実現する新設計のパワーアンプ。

マイクロウェーブに夢中になっていた頃ならば、多少無理をしても買ったでしょうが、もうマイクロウェーブからは縁遠くなったし、何よりもお金がないのが本音です。
マイクロウェーブでDX通信(遠距離通信)を目指すには、オールモード機は欲しいところです。



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