持ち込み買取で大量の「教育書」をお持ちいただきました

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電波技術 1964

無線機類の買取はちょくちょくありますが、古本の買取は久しぶりです。
特に古本の持ち込み買取は珍しく、年に数回しかありません。
古本の場合はどうしても出張買取がメインになります。
お売りいただく方の身になってみれば納得がいきます。

大量の本をわざわざ持ち込んで査定金額が自分の思っていた金額よりも安いととガッカリします。
2度と持ち込まなくなり、出張買取を依頼して納得できなければ処分すればよいだけの事です。
電話での問い合わせは結構ありますが、コミックや小説類が多くてほとんどお断りをしております。
コミックは当店では扱っておりませんし、小説はほとんど値が付きません。
コミックの問い合わせにはブックオフをすすめております。

ベストセラーになった本は鮮度が重要です。
少し古くなったベストセラーになった本ほど値が付きません。
大量に売れた分大量に中古市場に出回ってきます。
発売直後は人気もあるし、そこそこ値段も付きますが、日が経つに従って加速度的に相場が下落していきやがて1円本となります。

今回のお客様は突然の電話で近くまできているが、「道順がよくわからないので詳しく教えてください」です。
あるいは以前にお問い合わせを頂いた方かもしれません。
もう近くまで来ているのであれば断りようがありません。

拝見しますと少々古めの教育書です。
蔭山英男氏や向山洋一氏の著書が多めで数々の教育書。
「買取承諾書」にお書き頂いた年齢から、教員を退職された方だと容易に想像できます。
蔭山英男氏、向山洋一氏ともに教員の経験があり、著書も多数で人気もあります。

蔭山英男氏は大阪府教育委員会委員長も務められ、橋本徹さんともひと悶着ありました。
また蔭山メゾットでは蔭山英男、向山洋一両氏の対立もありました。もう2.3か月早くお持ち頂ければ査定額もUPしました。「教育書」が一番売れるのはやはり1月2月です。
新たに教員になられた方や担任を変わられた先生方の需要があります。



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