今までは点検用に現用機(JST-245,TS-790)を使用
今までは買い取りした無線機の点検には通常に使用しているHF帯と50MHzはJRCのJST-245とV/UHF用にはケンウッドのTS-790を使用しておりました。
JRCのJST-245とケンウッドのTS-790は常時在宅中は灯が入っておりますので、これまでも買い取りした無線機の相互テストに使用しておりました。
以前にも一台で済ましたいと思いアイコムのIC-706で挑戦した事があります。
マイクが付いてなかったのでヤフオクで購入しました。
残念ながら無印のIC-706だった為430MHz帯が付いておりません。
その後IC-706MK2Gになって430MHz帯が追加されました。
IC-706MK2Gの買い取りはその後もありませんでしたので、結局IC-706はヤフオク行きとなってしまいました。
そんな経緯があって買い取りした無線機の点検用には現用のJRCのJST-245とケンウッドのTS-790のコンビに戻ってしまいました。
先日買い取りした無線機のなかにヤエスのFT-847が !
そんな折先日持ち込み買い取りした無線機類の中にヤエスのFT-847が混じっておりました。
大きさもアイコムのIC-706よりも大きく年寄りにはちょうどいい大きさです。
重すぎず軽すぎず正にジャストサイズです。
こちらにはアイコムのIC-706にはなかった430MHz帯も含まれておりますので、これを買い取りした無線機類の点検用に採用する事にしました。
ヤエスのFT-847は7MHz帯の拡張がされておりません
持ち込みいただいたヤエスのFT-847を簡単に点検してみると7MHzの拡張がされておりません。
買い取りした無線機類の点検用だけならそのままでもいいのですが、どうせならこれを現用機としてJRCのJST-245とケンウッドのTS-790には引退いただくことになりました。
JRCのJST-245はフルオプションなので引退してからもシャックの飾りとして鎮座させておきます。
現用機として使用するには7MHzの拡張がされてないのは不便なので拡張する事にしました。
拡張自体は裏ブタをはずしてメモリー電池の近くにある4番のチップ抵抗を取り外して2番をブリッジさせるだけですが、年寄りにはこれが堪えます。
修理でもチップ部品の扱いは出来るだけ避けたいところです。
マイクロウェーブの自作をやっていた頃はあまり感じなかったのですが、視力の衰えをいやというほど実感させられます。
以上の作業が終了したらあとはリセットするだけです。
FT-847のオールリセットは「MENU SWを押す SUB TUNEツマミを回し、39オールリセット操作選択 MCK/Wスイッチを押す」で完了です。
ついでに10Wから100Wに変更
点検の際に測ったらパワーは10Wだったのでついでに100Wに戻しておきます。
開けてみると10Wに変更したらしくFWD U,V,50,H,HD近辺はかなり汚れています。
ここの5個のチップ抵抗をはずして半田でブリッジさせました。
シンナーで拭いたのですがあまり汚れはとれません。
このままでは表示が正常ではないので、パワーメーターの表示を校正しなくてはならないのですが、私の使用しているハンドマイク(MH-1B8)では裏メニューに入れないようです。
探してみましたが適合するマイクは見つかりませんでしたので、しばらくはこのままにしておきます。
HF帯は常時ダイワのCN-720がこの後に付いていますので。
FT-847の100W機は、JARDでは新スプリアス規格に対応していないとなっています。ただし10W,50W機は、新スプリアス規格であるとしています。
TSSはどうなんだろう?
どうせJARDは使う予定はなくTSSで申請の予定なので。