今年初めての出張買い取りで半田迄
電話で問い合わせをいただいたのですが、ご本人がまったく無線機等に関しては知識が無いらしく要領を得なかったので出かけて行く事になりました。
内容は良く分からないが量的にはかなりあるようです。
2.3型番を教えて頂きその中にVP何たらがあるとの事でしたので、古い測定器が多そうには行く前から思っておりました。
教えて頂いた型番にアマチュア無線機はありませんでしたので、むだ足になる事も覚悟はしておりました。
台車を持って行って正解でした
古い測定器が多そうなのでかなりの重量がある事は容易に想像できました。
駐車場の位置からブツのあるところまでの距離を聞くと、20メートルくらいで舗装はしてあるとの事でした。
ならば台車は必須と判断しました。
また買い物籠も2個持っていく事にしました。
カーナビではたどり着けません
この事も事前の電話で承知しておりました。
カーナビが「目的地に着きました」とと告げるもののあるのは「ソフトバンク」と何やら公共の建物があるだけで民家はまったくありません。
とりあえず連絡をと電話をするも「電話番号は使われておりません」のつれない態度。
どうやらスマホの電話帳にまちがった電話番号を登録したようです。
万事休すです。
このまま帰る事も一瞬考えました。
よくよく頭を冷やして考えました。
先日依頼者から「土曜日は都合が悪いから日曜日に変更してください」と固定電話にあった事を思い出しました。
ただ問題は女房が固定電話をほとんど使った事がなく、おまけに機械音痴ときている。
しかし残された手段はそれしかない。
何度も説明してやっと通話履歴から肝心の依頼者の電話番号がわかりました。
電話すると迎えに来てくれました。
ついていきますがかなりの距離があります。
ウチのカーナビは更新はしていないが、こんなに離れている事もあるんだ。
駐車場から現場までの様子も説明とは違っていました
確かに舗装はされておりますが、舗装されている部分は大変狭くしかも4.5か所も曲がっています。
現場を見せていただくと大変狭く3畳ほどのスペースにところ狭しと置かれております。
しかもお目当てのアマチュア無線機は非常に古いモービル機くらいしか見当たりません。
このまま帰る事も考えましたが、依頼者がもう一台台車を用意してくれ手伝ってくれるとの事なのでシブシブ搬出する事にしました。
故人となられた御父上は名古屋テレビの技術部門にお勤めだったようです。
現場の状況からは亡くなってからずいぶん経っておられるようです。
測定器が多い事は先に述べましたが、困った事に入出力や電源等ほとんどが繋がったままで、しかも狭い場所なのでどう引き回されているかもわからない状態です。
引っ張っても外れないコード類はペンチで切断しました。
とにかく搬出にこれだけ苦労したのは、長い買い取り史上でもはじめてです。
台車に積んで運ぶのですが各所に小さな段差があって簡単には乗り越えられません。
当初はもう少し積むつもりでしたが、古いオシロスコープやカウンターは残してきました。
腰痛の件もあってもう限界です。