川花書房(JA2FJG)が無線機の修理に使用している測定器達

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オシロスコープ

アドバンテストスペアナR3361A

アドバンテスト R3361A

アマチュア的には必要にして十分な仕様

周波数範囲 9KHz~2.6GHz
分解能帯域幅 30Hz~1MHz
入力 -130dBm~25dBm
分解能 1Hz分解能
トラゼネ出力レベル 0dBm~-50dBm

随分以前に買取した古いスペアナR3361Aですが、トラゼネがついており、重宝しています。
周波数範囲が9KHz~2.6GHzまでですので、マイクロウェーブの製作とか調整にはせいぜい2.4GHz帯までしか使えませんが、マイクロウェーブを卒業(中退)した現在は、HF帯からV/UHF帯の範囲に収まっておりますので、これで十分です。

マイクロウェーブ用には、1階の書庫にタケダ理研の20GHzまでのTR4133があります。
主としてスプリアスと3rdIMDの測定に使用しておりますが、いまのところ満足しております

テクトロにクス 400MHz オシロスコープ 2467B

テクトロニクス 2467B
アナログ 4チャンネル 400MHz高輝度 MCP CRT
2467Bもスペアナと同時に買取したもので、それまでは岩通の50MHz3チャンネルでしたので、こちらの方がメインになりました。
通常はテスターでの点検が多いのですが、オシロスコープは時間軸がありますので、テスターでは見えないモノが見えてきます。

AFはもちろん400MHzあるとRFも測れますし、4チャンネルあると入力と出力が同時に見る事ができますので、テスターでは解らないところも解ります。
オシロスコープもスペアナ同様デジタルオシロスコープが、手軽に入手できるようになってきましたすが、アナログオシロスコープさえ満足に使いこなせない私には無用の長物です。
デジタルオシロスコープも買い取りしましたが、右から左で旅立っていきました。

タケダ理研マイクロウェーブカウンター TR5211B

タケダ理研 TR5211B
ウンターは以前は3GHz位までのカウンターにプリスケーラーを付けて使用しておりましたが、マイクロウェーブを本格的にやるようになってこのマイクロウェーブカウンターをヤフオクで入手。
低い周波数もこれで十分ですので、これをメインにしています。

残念な事にTrimble ThunderBolt GPS 周波数標準器 を手放しましたので、校正が出来てない事です。
ただトランシーバーや受信機の局発の測定と調整位なので、さほど精度は必要ないようにも思われます。
最近はGPSモジュールが安価に手に入るようなので、一度挑戦してみようと思います。

アドバンテスト デジタル マルチメーター R6552T-R

アドバンテスト R6552T-R
デジタルマルチメーターはほとんど使用する事がなく、テスターで間に合わせております。
ただアナログテスターが何台もあったのですが、すべて処分した事は後悔しております。
例えばボリュームのガリ等はデジタルテスターでは無理でアナログテスターの出番となってきます。
さほど高価なものでもないので、近々購入の予定。

その他の測定器

クラニシ RW-112L
ダイワ CN-720
クラニシ RW-155D
250Wと300Wの終端型パワー計、トランシーバーに繋がってないSWRメーターがHF用とV.UHF用が各1台。
250Wと300Wはなんとも中途半端ですが、300Wは電話会社で使用していたのをいただいたものです。
最近1KWまで測れるクラニシのRW-1000Dが入荷しました。

SSGはHF帯の物がシャックに置いてあり、他にも2.4GHzまでのアンリツのSSGやマイクロウェーブのスペアナとか買取した諸々の測定器が1階の書庫に置いてありますが、シャックが狭いし、重たいものばかりなので、今のところ2階に揚げる予定なし。



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