アイコムのIC-120は37年前の無線機だが今でも十分使えます

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IC-120
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アイコムのIC-120は37年前の1200MHz帯の無線機

アイコムのIC-120は国産初のPLL式の1200MHz帯のFMトランシーバーとして発売になりました。

さすがVHFそして可搬型無線機のアイコムの名に恥じない出来事でした。

翌年にはレピーター機 IC-RP1210も発売したと記憶しております。

トリオの1200MHz帯のFMトランシーバーTR-50も翌年です。

ヤエスは大分遅れて1986年になって1200MHz帯のFMトランシーバー FT-2303 を発売しております。

この頃以前のヤエスはHFに力を注いでおりました。

なにしろ、AM全盛でSSBがあまり知られていないころからすでにSSBのジェネレーターを世に出していました会社です。

もっともアイコムのIC-120がはじめてのメーカー製のトランシーバーではありません。

5年も前に三協特殊無線が1200MHz帯のFMトランシーバーKF-1200を発売しております。

さほど大きくない規模のメーカーであった三協特殊無線が1978年 に一気に

KF-29 トランシ-バ- 29MHz FM 10W

KF-51 トランシ-バ- 50MHz FM 10W 45,500

KF-51B トランシ-バ- 50MHz FM 35W 69,500

KF-145 トランシ-バ- 144MHz FM 10W 46,500

KF-430Aトランシ-バ- 430MHz FM 3W 43,700
KF-430B トランシ-バ- 430MHz FM 10W 58,500
KF-430C トランシ-バ- 430MHz FM 25W 75,500
KF-430D トランシ-バ- 430MHz FM 10W 57,500
KF-1200 トランシ-バ- 1200MHz FM 1W 89,500
と9種のトランシーバーを発売した事はおどろきでした。

アイコムのIC-120とは

国産でははじめてマイコン制御のPLLを搭載して、40MHzをフルカバーA.Bと二つのVFOと6チャンネルのメモリー6チャンネルと現在では少ないメモリー数ですが、1200MHz帯の現状ては十分です。

メモリースキャン、フルスキャン、プログラムスキャンと3種のオートサーチ機能。

20MHzのシフトとオプションではありましたが、トーンエンコーダーを組み込むことによってレピーターに対応しています。

IC-120発売時の当局(JA2FJG)の状況

それ以前にサテライト通信をはじめたくて、当時まだ発売されてなかった430MHz帯のCW,SSBに対応させたくてトランスバーターを自作したのを機にマイクロ波に熱を入れ始めた頃です。

マイクロ波に関してはCQ誌よりもモービルハムの方が熱心でJH1UGF槇岡さん、JE1AAH高見沢さんらが執筆されておりました。

またJA7RKB十文字さんら八戸工大の関係者が、八戸方式なるユニークな1200MHzのトランスバーター等の記事もありました。

まだシャンクで高価で入手の困難だったバラクターの代用にスィッチングダイオードを使ったり、RFアンプもほとんどがまだガリヒ素FETではなく、NECのSC2367等のトランジスターを使ったモノでした。

八戸方式も大分作りました。

キャビティに使う銅板も当初はオルファのカッターで加工しておりましたが、さいわい友人の勤めていた名大の空電研究所にシャーリング等の大型の機械があり、友人が加工してくれるようになって随分作業がはかどりました。

そんな折アイコムからIC-120が発売になりましたので、さっそく入手しローカルQSO、レピーター、5.7GHz帯以上のトランスバーターの親機として活躍しました。

マイクロ波のトランスバーターの親機には、1Wのパワーはアッテネーター等が必要なく安全に運用できます。

のちにトランスバーターの親機はさらに低電力のスタンダードのC601にかわりました。

37年経った現在でも1200MHz帯の現状では十分に使えております。

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