![スタンダード C50](https://i0.wp.com/ja2fjg.com/wp-content/uploads/2021/07/P7150043.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
オーディオ機器を彷彿とさせるスタンダードのC50
リモコンが付いてアナログメーターはなく、脚も昔の高級ビデオデッキに付いていたような金ぴかの脚。
スタンダードのC50が発売になったのは1990年で144/430MHzの FM10Wの トランシーバーで199,000円もしました。
当時の144/430MHzの FM10Wの トランシーバーの相場は8~9万円台でしたので、それと比較しても高価です。
同年に発売されたケンウッドの144/430/1200MHzのFM10Wのトランシーバーが149,800円でこちらは1200MHz帯が標準装備ですがスタンダードのC50は1200MHz帯がなくて199,000円なので、かなり強気の値段設定です。
C50Dは144MHz帯が50W,430MHz帯が40Wです。
オプションは28MHz帯と1200MHz帯でなぜか50MHz帯がありません。
今回ご紹介するスタンダードのC50は大分昔に入荷したたもので、当時はリモコンもありましたが現在ではリモコンもマイクも見つかりません。
リアパネルもアマチュア無線機とは趣きが異なります
![スタンダード C50 リアパネル](https://i0.wp.com/ja2fjg.com/wp-content/uploads/2021/07/P7150046.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
外部スピーカー用の端子が4個もあったり、TV用のビデオ端子もあります。
![スタンダード C50 脚](https://i0.wp.com/ja2fjg.com/wp-content/uploads/2021/07/P7150053.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
C50/C50Dの定格
C50 | C50D | |
周波数範囲 144MHz帯 | 144.000~145.995MHz | 144.000~145.995MHz |
430MHz帯 | 430.000~439.995MHz | 430.000~439.995MHz |
28MHz帯 | 28.000~29.695MHz | 28.000~29.695MHz |
1200Mhz帯 | 1260.000~1299.990MHz | 1260.000~1299.990MHz |
電源電圧 | AC:100V±10% DC:13.8V±15% | AC:100V±10% DC:13.8V±15% |
消費電流(受信時) | 1.3A | 1.3A |
消費電流(送信時) | 4.5A(1200MHz帯は6.5A) | 12A(1200MHz帯は6.5A) |
送信出力 144MHz帯 | 10W | 50W |
430MHz帯 | 10W | 40W |
28MHz帯 | 10W | 50W |
1200MHz帯 | 10W | 10W |
変調方式 | リアクタンス変調 | リアクタンス変調 |
スプリアス発射強度 144MHz帯 | -60dB以下 | -60dB以下 |
430MHz帯 | -60dB以下 | -60dB以下 |
28MHz帯 | -60dB以下 | -60dB以下 |
1200Mhz帯 | -50dB以下 | -50dB以下 |
最大周波数偏移 | ±5KHz | ±5KHz |
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