【市民ラジオ開発合戦】ポラリスVSサイエンテックス

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Biackbird

関ハムで詳細が発表されました

14,15日に開催された「KANHAM 2018」のポラリスブースに於いて、「Blackbird」の発表以来ポラリス社とサイエンテックス社の動きが活発になっております。
ポラリス社では翌16日には、受付を開始しましたが、即日「Blackbird Launch Edition」は予定していた申し込み数に達し、受付を終了しました。なお「Blackbird Standard Edition」は引き続きお申し込みを受け付けております。

負けじとサイエンテックス社もSR-01の注文受付開始

同日にはサイエンテックス社も負けじと、今年の製造・販売はしないと告知していたCB無線機「SR-01」について、急きょ生産と注文を受け付けると予告。
申込期間は、8月6日から8月30日まで。
注文は1人3台まで。
1人で3台も購入する猛者がいるのだろうか。

出荷は12月初旬を予定。
価格はこれまで通り、送料・税込で138,000円。
「Blackbird」は販売価格18万円に消費税(14,400円)と税込送料(1,620円)を加えると196,020円
約6万円の価格差がある。
どちらも私には高く感じられますが。

肝心の性能は ?

ポラリス ブロックダイアグラム
受信性能
高感度・高ダイナミックレンジ設計と、プロ用計測器グレードの部品選定。
NFは随分改善されております。
8ポールXtalフィルターを2個奢っております。
卓越した回路構成と、「Blackbird」のために独自開発されたリアルタイムOSとの協調により、 受信周波数と受信フィルタ帯域幅はダイヤル操作で連続可変が可能。

26.000~28.999MHz 連続カバー受信は、何とも中途半端なような気もしますが。
違法CBとアマチュア無線の28MHz帯の一部だけとは。
むしろ中波の放送の方が、悪コンディション時の気休めになりそうです。

送信性能
E級動作MOSFETファイナルとD級PWM変調器を組み合わせた終段高電力変調は、全く新しい信号処理により、さらに深い変調を実現。
新技適を難なくクリアするクリーンな電波と、DXに適したパンチの効いた変調を両立
メーカー製市民ラジオ機初搭載の、50mW~500mWの連続パワー調整機能。

サイエンテックス社も負けじと対抗?

サイエンテックス社も負けじとHPに「Blackbird」の素人向けのセールスポイント「50mW~500mWの連続パワー調整機能」に対して、

電波出力の調整方法
至近距離との通信で双方にとって電波が強すぎる場合、アンテナの長さを調整することで電波の出力を調整することが出来ます。

SR-01では10段のステンレス製ホイップアンテナを使用しております。
このアンテナの先端部分の1段目から順次縮めていくとアンテナからの出力を減少させることが出来ます。

目安として上から3本縮小すると電界強度で約1/2、5本縮小すると約1/10程度に減少します。

受信感度の調整方法
SR-01パネル面のATTスイッチをONにして下さい。
受信信号を12dB減衰させます。

受信信号が強すぎる場合にご使用下さい。
また、それでも強い場合はアンテナを短くして下さい。
受信感度を下げることが出来ます。

と記載して対抗 ?しております。

ミスマッチングを推奨しております。

今後の展望は

益々減少の一途をたどるアマチュア無線人口に対して、CB無線は大分人気が盛り返してきているように感じます。
爆発的に人気が出て、他の大手メーカーも商機ありとみて、再参入して価格競争が起こり、かってのように1万円未満から5万円止まりの無線機が出回るようになれば、お子さんも手軽に買えるようになり、CB無線人口も増加する。
さらにはCB無線を始めた若い人がアマチュア無線にも関心を持つようになる。

そんなに甘くないか



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