再版して欲しいケンウッドのTM-942シリーズ
現在では販売されておりませんが、再版して欲しいトランシーバーのナンバーワンはケンウッドのTM-942シリーズです。
3分割できてクルマに搭載する際に自由に配置できます。
似たようなトランシーバーには他にもTM-643シリーズ、TM-742シリーズ、TM-842シリーズ、TM-942シリーズとTM-2400があります。
ケンウッドの取り扱い説明書にもこれらの機種は一つにまとめられております。
TM-643シリーズ が50/430MH帯
TM-742シリーズ が144/430MHz帯
TM-842シリーズ が430/1200MH帯
TM-942シリーズ が144/430/1200MHz帯
TM-2400は2400MHz帯
ケンウッドのTM-942
ケンウッドのTM-942 は前身のTM-941を含めて、当局が新品で購入したうちのひとつです。
TM-941 は発売されてすぐに購入し、クルマに搭載しておりました。
クルマを買い替える際にトランシーバーもTM-942に買い換えました。
当時はマイクロ波に熱中しており、仲間も1200MHz帯のレピーターをよく使用しておりましたので、1200MHz帯は欠かせませんでした。
現在はほとんど車には乗りませんし、マイクロウェーブも卒業(中退かな ?)しましたし、レピーターも出力が1Wに制限されほとんど利用しなくなったので、1200MHz帯は固定だけです。
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1200MHz帯レピーター局の出力を1W減力へ
TM-941もTM-942も144/430/1200MHz と3バンド同時受信が可能なトランシーバーです。
同一バンドの2波同時受信も可能です。(もちろん送信は同時にはできない)
FMモービル機の割には高額でした。
型名事の発売年、周波数、モード、出力、販売価格を記しておきます。
TM-634シリーズは扱った事がありませんので、省いてあります。
発売年 | 型名 | 周波数、モード、出力 | 価格 |
1990年 | TM-941S | 144/430/1200MHzFM 50/35/10W | 149,800 |
TM-941D | 144/430/1200MHz FM 50/35/10W | 149,800 | |
TM-941 | 144/430/1200MHzFM 10W | 149,800 | |
1992年 | TM-942D | 144/430/1200MHz FM 25/25/10W | 162,800 |
TM-942S | 144/430/1200MHz FM 50/35/10W | 164,800 | |
TM-942 | 144/430/1200MHzFM 10W | 149,800 | |
TM-842S | 430/1200MHz FM 35/10W | 135,800 | |
TM-842D | 430/1200MHz FM 25/10W | 134,800 | |
TM-842 | 430/1200MHz FM 10W | 129,800 | |
TM-742S | 144/430MHz FM 50/35W | 119,800 | |
TM-742D | 144/430MHz FM 25W | 109,800 | |
TM-742 | 144/430MHz FM 10W | 99,800 | |
TM-2400 | 2400MHz FM 1W | 139,800 |
ケンウッドのTM-842,TM-742
ケンウッドのTM-2400
TM-2400は色々な面で思い出深いトランシーバーです。
TM-2400 の発売当時はマイクロウェーブに熱中しており、2.4GHzもトランスバーターは何台か自作しました。
次の段階としてトランシーバーも試みたのですが、デジタルに疎く周波数の制御と表示でつまづいてしまいました。
現在であればICやマイコンも充実しておりますので、もう少し苦労しなくて済んだかもしれません。
そんな折ケンウッドから世界最初の2400MHz帯のトランシーバーとして、TM-2400がたしかハムフェアで発表されたと思いますが、即地元ハムショップに予約をいれました。
初期ロットは問題がある場合がままありますが、そんな事も眼中にはありませんでした。
ロットナンバーの一桁台を狙ったのですが、地方のせいか二ケタ台のはじめでした。
ケンウッドのTM-2400は国産初の2400MHz帯トランシーバー