横浜で買い取りしたケンウッドのTS-950SDXの点検

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ケンウッド TS-950SDX

秋の訪れとともに懐も寂しくなってきました

横浜での少々高額な買い取りをはじめ、出張買い取り、持ち込み買い取りが続きまして懐も少々寂しくなってきました。
早く商品化して回収しない事には次の買い取りにも支障をきたしてしまいます。
横浜での買取品のなかには高額を期待できる商品も何点かありますので、とりあえずその中からピックアップして点検をし商品化する事にします。

散々迷ったあげくにHF-1000,SP600等を買い取りに横浜まで


手始めにケンウッドのTS-950SDXを腰痛持ちの身には少し堪えますが、背に腹は代えられません。

ケンウッドのTS-950SDX

大分前にもケンウッドのTS-950SDXは買い取りしましたが、その時は写真を撮るだけでろくすっぼ点検もせず、右から左へと即売状態でした。
ケンウッドのTS-950SDXはTS-950Sをリファインしたケンウッドのハイエンド機で、50万円オーバーだったと記憶しております。
TS-950Sはバブル景気真っ盛りのケンウッドのフラグシップ機

気になった特徴は下記の点です。
同一バンド2波同時受信でサブ受信部にも500Hzの狭帯域クリスタルフィルターを標準装備

ケンウッド TS-950SDX  内蔵フィルター
ケンウッド TS-950SDX  内蔵フィルター2

FINE機能による1ステップ1Hzに対応することで確実な周波数の同調操作が可能
DSPによるPSN-SSB変調とPSN-SSBデジタル検波
DSPによるCW変調とCWEデジタル検波
パワーMOS型FET MRF 150MP(ドレイン損失実効600W)の採用により高次のIMD特性の改善

元々トリオファンですが、受信音は他社の同型機種よりは好きです。
送信音ももちろんマイクにもよりますが、モニターしてみると、現在メインで使っているアイコムのIC-780よりは好みの音です。
メインの無線機は現在はアイコムのIC-780とヤエスのFT-736MXに替っております。
メーカーを違えているのは買い取りしたマイクのチェックに便利なためです。
トリオのTS-520からJRCのJST-245にメインの無線機を変更

パワーが出過ぎです

パワーのチェックでは各バンド共200W弱も出ており出過ぎです。

ケンウッド TS-950SDX 7MHz 出力
ケンウッド TS-950SDX 29MHz 出力



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