トリオのTS-520からJRCのJST-245にメインの無線機を変更

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JRC JST-245

永い間トリオのTS-520をメインの無線機として使用しておりました

ずーっとトリオのTS-520をメインの無線機として使っておりました。
一番の理由は受信音が私の耳に合っていた事です。
アマチュア無線においては、送信は少なく受信が大部分を占めますので、受信音は極めて重要です。

商売柄色んな無線機を手にする機会はありましたが、TS-520に取って代わってメインの無線機として使用したいと思った無線機はTS-830です。
TS-830は真空管式の最後の無線機ですが、非常にすばらしい無線機でした。
もちろん手にするのは古い無線機がほとんどで、最新の無線機はあまりイジッタ事はありません。

無性にCWがやりたくなってきました

うちに居る時には四六時中無線機の灯は入ってはおりますが、視力の衰えからマイクロウェーブの製作、実験、移動運用から遠ざかってからは何をやりたいのか、自分でも良く分からずただワッチのみのアマチュア無線生活を続けておりました。


しかし最近になって30年振りくらいにCW交信をやってみたくなりました。
マイクロウェーブに熱中する前は一時期CWばかりやっておりました。
と言ってもDX等はショボコイアンテナと、英語が苦手な事もあって、ほとんどが和文のラグチューでした。

CWの受信能力が著しく低下しております

30年ほど前にはCWには自信があったのですが、久しぶりに聴いてみますと受信能力の低下に愕然としました。
とりわけ暗記受信はサッパリです。
一文字落とすと頭が混乱してしまいます。

昔は耳フィルターで十分対応できておりました

以前はオプションのCW用フィルターがなくても、耳フィルターで十分対応できておりました。
というよりも買いたくてもオプションのCW用フィルターまで、手が回らなかったのですが !
前述のように長いブランクと寄る年波には勝てませんし、幸い先日買取したフルオプション付きのJRCのJST-245がありますので、この際メインの無線機をトリオのTS-520からJRCのJST-245に替える事にしました。

今までケンウッドのTS-930の上にヤエスのFTDX1200を積んであったところにJST-245を置くことにします。
アンテナの差し替えや電鍵のプラグの差し替え等があるので、2段重ねだったのもやめて一段にしました。

JRC JST-245 背面

今後の展開

まだ置き換えたばかりだし、コンディションも良くないのであまり聴いておりませんがCW用フィルターの効果は絶大です。
しばらくは受信のリハビリを続けて、追々送信も慣らしていきたいと思っております。
JST-245の使い心地についてはまたリポートします。



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