![ヤエス FT-620B](https://i0.wp.com/ja2fjg.com/wp-content/uploads/2021/10/PA080087.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
VHFに熱心でなかったヤエスの50MHzオールモードトランシーバー FT-620B
昨日の井上電機製作所のIC-71の記事でヤエスはHFばかりで、VHFに不熱心だったと述べてきましたので、今回はヤエスの50MHz帯のオールモードトランシーバーについて調べてみました。
碧南市から井上電機製作所のIC-71等を持ち込み買い取り
FMモードのない無線機を オールモードトランシーバー と呼ぶのにはいささか抵抗もありますが。
もっとも同時期の同型機種ではアイコムのIC-501もFMモードはありません。
アイコムの50MHz帯の無線機としては後にはつばいされたIC-502やIC-551の方が人気があったと思います。
本当に オールモードトランシーバー と呼 べるのはトリオのTS-600くらいかと思います。
FT-620Bは 1972 年に発売された50MHz SSB/CW/AM 10Wトランシ-バ-のFT-620 の後継機で、1975年に発売されました。
ちなみにアイコムのIC-501は1974年でトリオのTS-600は1976年です。
FT-620Bの特徴
前述のように価格を抑えたせいか、FMモードがないのに加えて52MHz~54MHzの水晶はオプション、マーカー発振器もオプションとなっております。
適用電源をAC,DCの両用にしたせいもあって電源コネクターが4ピンとなっております。
買い取りの際には電源コードがない事がままあるので、専用の 電源コード を作ってあります。
![ヤエス FT-620B 背面](https://i0.wp.com/ja2fjg.com/wp-content/uploads/2021/10/PA080090.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
![ヤエス FT-620B 電源コネクター](https://i0.wp.com/ja2fjg.com/wp-content/uploads/2021/10/PA080087_1.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
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